病院の先生の特徴と違いについて思ったこと
親知らずを抜いた時に感じた雑感です。
個人病院(町医者):大学病院の対応の違い
個人的に1番感じたのは”患者さん”の考え方・対応の違いでした
町医者は今後も通ってもらうためにも患者さん(お客様)
大学病院は患者(治せば良い)
というような感じがしました。
過去に町歯医者でやっかいな親知らずを抜いた際には
事前にCTでの確認、手順の説明、消毒、適宜声かけや
(痛くない?とか大丈夫?とかもう少しで終わるからね、など)
終わった後も口回りも綺麗にして、今後の過ごし方
(食べ物、痛み止めは早め早めに飲むこと)
などなど教えていただきました。
今回親知らずを大学病院で抜きましたが
初診の問診票に”勉強中の学生達が見学しても良いか”
というような、同意項目がありました。
もちろん大学病院なので勉強中の学生や
研修医の先生の学びの場でもあります
実際1人の患者さんに5~6人囲んで見学している様子も見かけました
私はそんな光景がちょっと苦手なので”同意しない”としましたが
実際抜歯の際には、偉い先生が助手の人に
手順をひとつひとつ説明しながら抜いてました。
(注射を打つ場所、理由、手順など…)
良くない手順の際に「コレをすると患者は痛いから良くないんだよ」
と言って進める時は衝撃でした。
痛くない?ごめんね。とかの言葉はなし!
消毒も最初にやった…?くらいの必要最低限で
”抜く”ことに特化している。
もちろん先生の執刀数は多いからかなり精神的には
安心できる。けど、終わった後の説明も特になし
私は過去に抜いた経験があったので
注意事項を認識していましたが
(初日はうがいはそーっとするとか)
初回だったら色々地雷踏んでたと思うと恐怖
抜いた後の消毒等は紹介元の歯医者へ…
ということで抜歯後の様子も興味はない様子…( ノД`)
経験豊富な偉い先生のおかげで
すぱっと抜けたのはありがたいけど
なんだかも寂しい抜歯でした。
※町医者でも新人の先生への説明もあるだろうし
大学病院でも丁寧な説明はあるかもしれません
専門性に特化しているデメリット
もうひとつ感じたのは科が違うと
わからない(責任は持てない)ということ
よく大病院で検査すると「色んな科にたらい回しにされた」
とか聞くけれど、みんな専門性に特化している分
違う科のことはわからないのが実情なんだなーと実感
今回親知らずを抜く際に、歯医者・婦人科の先生
それぞれに影響について確認したけれど
歯医者「婦人科の先生が大丈夫というなら大丈夫でしょう」
婦人か「歯医者の先生が大丈夫というなら大丈夫でしょう」
・・・
・・・
そりゃそうやけど!!!!!
関係性とか影響とか、
歯が炎症している状態で移植したら炎症が良くないとか、
移植前の薬・麻酔の影響とか、
色々あるやーーーん!
って思ったので、気になった点は個別にそれぞれ確認して
私が納得したので抜きましたが…
カラダをトータル的に考えてくれる人(先生)
っていないのだろうか?
と疑問に思う1日でした。
まぁこれはお医者さんだけに関わらず
どこの業界でもお仕事でも一緒だけど
どうにかならないのかなぁ